テキサス・インスツルメンツの  INA1620は、低歪み、高出力電流、デュアル・オーディオ・オペアンプを内蔵した4つの精密整合薄膜抵抗器アレイとEMIフィルタを内蔵しています。増幅器は、非常に低い、2.8ネバダ州/√達成Hzの 1kHzで-119.2 dBでの超低THD + Nと雑音密度を150ミリワットの出力で32Ω負荷を駆動します。内蔵の薄膜抵抗は0.004％以内にマッチングされ、多数の非常に高性能なオーディオ回路を作成するために使用できます。

INA1620は、±2V〜±18Vの非常に広い電源範囲で、チャネル当たり2.6mAの電源電流で動作します。また、INA1620にはシャットダウンモードが備わっており、通常動作から5μA以下のスタンバイ電流にアンプを切り替えることができます。このシャットダウン機能は、シャットダウンモードに移行する際にクリック/ポップノイズを除去するように特別に設計されています。

INA1620は、オーバードライブやオーバーロードが発生した場合でも、クロストークを最小限に抑え、チャネル間の相互作用を排除する独自の内部レイアウトを備えています。このデバイスは-40℃〜+ 125℃で規定されています。

INA1620EVMは、INA1620オーディオ・オペアンプを評価するためのハードウェア・プラットフォームです。INA1620の各チャンネルは差動アンプとして構成されており、オーディオアナライザまたはオーディオDACに簡単に接続でき、シングルエンド信号を出力します。INA1620EVMにはヘッドフォン出力が装備されており、ユーザーが選択したヘッドフォンを使用してINA1620のオーディオ品質を聞くことができます。INA1620EVMは、他の用途にもINA1620の内部薄膜抵抗を使用することができます。